人物検索および車両検索では、高度なコンピュータビジョン機能を使用して、カメラの視野内にある人物と車両を識別し、関連するイベントを迅速に見つけられます。軌跡分析機能によって、イベント検索の機能強化、検出漏れや重複の削減、検出距離の増加、重複の削減が新たに可能になりました。Commandユーザーインターフェースを使用すると、インスタントビデオ再生プレビューと軌跡の閲覧も行えます。
人物と車両をタイムラインに表示する
履歴映像内で、Verkadaカメラによって検出された人物や車両を表示できます。
プロセス
カメラフィードを選択します。
[モーション]タブを選択します。
[軌跡を表示]ボタンを選択して、オンとオフを切り替えます。
(オプション)ビデオプレーヤーのグリッド上でエリアを選択し、そのエリア内のモーションを検索します。
(オプション)より詳細な検索には、人物、車両、および日付のフィルターを使用します。
人物フィルターまたは車両フィルターを選択した状態でサムネイルの上にカーソルを合わせると、フレーム内の人物/車両の数と、クリップをアーカイブするオプションが表示されます。プレビューの上にカーソルを合わせると、その人物が追跡できます。
サムネイルをクリックすると、録画された映像の正確な時刻が表示されます。
注: 人物や車両は、カメラフレームで検出された場合にのみ表示できます。
人物軌跡
最新世代のVerkadaカメラをお持ちの場合は、人物軌跡の機能も利用できます。この機能は、シーン内を移動する人物の軌跡を視覚化し、検出した人物の軌跡を表示します。
軌跡の表示により、モーションイベントの再現性が大幅に向上し、より離れた場所の人物や車両をカメラが認識できるようになりました。各モデルの検出範囲の詳細については、「User Guide for People Analytics(人物分析ユーザーガイド)」を参照してください。
プロセス
カメラフィードを選択します。
[モーション]タブを選択します。
(オプション)ビデオプレーヤーのグリッド上でエリアを選択し、そのエリア内のモーションを検索します。
人物または車両のフィルターを選択すると、軌跡が表示されます。
モバイルアプリ
モバイルアプリで、簡単なモーション検索を実行できます。
カメラのドロップダウンメニューから、[モーション検索]を選択します。
[グリッドオン]を選択すると、グリッド上で対象領域を選択できるようになります。
(オプション)モーション検索の下にある[日時]カレンダーアイコンをタップして、絞り込む時刻/日付の範囲を選択します。
結果は下に表示されます。
権限
サイト閲覧者とサイト管理者には、カメラページに[モーション]タブが表示されます。
対応カメラ
次の表は、モーションイベントサポートモデル、モーション軌跡サポートモデル、モーションモデルが実行される場所の詳細を示しています。新しいカメラモデルにはカメラ上でモーション検出モデルを実行する機能が備わっていますが、Dシリーズカメラでは、これまでどおりモデルの実行をVerkadaクラウド上で行います。
モデル | モーションイベント | モーション軌跡 | モーションモデル |
第二世代のカメラ: | サポートあり | サポートあり | カメラで実行 |
第一世代のカメラ: | サポートあり | サポートなし | カメラで実行 |
Dシリーズカメラ: | サポートあり | サポートなし | クラウドで実行 |
注: パノラマモードに設定されたCF81は、第二世代のカメラとして機能します。ただし、その他のCF81のモードについては、上記の表のDシリーズカメラの記述のとおりにモーション検索が実行されます。