SV25による音声録音

SV25の録音機能は特殊な用途にも対応しています

一週間前以上前にアップデートされました

SV25-128は、最大365日間分の音声を録音できる新しいモデルです。モデル間の違いは保存容量のみです。

モデル(SKU)

音声保存期間

保存容量

SV25

90日間

32 GB

SV25-128

365日間

128 GB

SV25シリーズでは、最大365日間の音声録音が可能で、Verkada Commandで録音データを簡単に確認、保存、ダウンロードできます。音声録音は、SV25やその他のVerkadaカメラなどのデバイス上のセンサー読み取り値とネイティブにペアリングされ、状況の把握に役立つ情報が得られるようになります。

音声録音により、SV25のお客様は、次のようにさまざまな使用事例で環境を保護、監視、管理できます。

  • 騒音とモーションのアラートに音声コンテキストと検証を追加する

  • 特定の学校環境にて音声録音を必要とする州の規制に準拠するためのツールとして

音声録音

組織や管理者によっては、どのデバイスが音声録音を利用しているかを把握し、管理したいという要望があることを理解しています。そのような要望を実現するために、次のような仕様と手順を実装し、個人のプライバシーを尊重する方法で音声録音ができるようになっています。

  1. すべての音声録音機能は、すべてのSV25ユニットでデフォルトで無効になっています。そのため箱から出してすぐの状態のSV25では音声録音ができません。

  2. 音声録音を有効にするには、組織管理者がCommand内でその機能を有効にする必要があります。この機能を有効にできるのは組織管理者のみです。有効にするには、管理者はCommandのプライバシーとセキュリティページで一連の利用規約を確認のうえ同意する必要があります。

  3. 利用規約に同意後でも、管理者はデバイスごとに音声を有効にする必要があります。これにより、音声録音が必要な場合にのみ有効にできます。

  4. 管理者は「ライブのみの音声」か「ライブと録音の音声」のいずれかを選択できます。「ライブのみの音声」は、音声がまったく録音されません。一方「ライブと録音の音声」は、最大365日分の音声がデバイスに記録され、Verkada Commandから利用できます。

  5. また、組織ごとに「キルスイッチ」が用意されています。このスイッチを押すと、組織管理者はすべてのセンサーの音声録音を無効にできます。また、すべてのSV25デバイスに録音済みのすべての音声が削除されます。

  6. 音声録音の使用に関するデータの所有権、責任、および承認は、お客様の単独の裁量に委ねられています。

また、音声録音はクラウドではなくデバイスに保存され、調査のために必要な場合は、Commandを使用してデバイスからダウンロードできることにも留意してください。

デバイスごとに音声を有効にする

注: これらのオプションは、組織レベルの権限と利用規約が設定されている場合にのみ使用できます。

SV25設定メニューの下、または一括編集用に複数のSV25が選択されている場合、[音声]タブが表示され、[ライブ音声]と[録音音声]を有効にするオプションが表示されます。

録音音声を利用するには、ライブ音声も有効にする必要があります。

これらの設定を確定するとデバイスが更新され、センサーの読み取り値が約10秒間使用できなくなります。これらの設定のいずれかが変更された場合には、デバイスの更新が行われることになります。

デバイスには、有効になったセンサーのリストの下部に音声欄が表示されます。ライブ音声のみが有効になっている場合は、ライブ音声を表示するオプションのみが表示され、履歴は表示されません。録音音声も有効になっている場合は、ほかのセンサーの読み取り値と同じようにスライダーが表示されます。

騒音レベルセンサーから検出された騒音レベルに基づいて、音声が波形として表示されます。ただし、波形が表示されていても、音声が録音されているとは限りません。このため、音声録音がオフになっていたり、録音された部分が欠落または使用できない場合でも、環境のノイズレベルを反映した波形が表示されることがあります。

ほかのセンサー読み取り値と同様に、特定の時間枠にスライダーを動かし選択して、履歴音声を聞くことができます。選択した時点から音声が再生されます。音声を履歴とライブの両方で引き続き再生するには、ブラウザでVerkada Commandタブを前面に表示したままにしておく必要があります。ほかのタブに切り替えると、音声再生が停止します。

音声のダウンロード

カメラのアーカイブとは異なり音声のダウンロードは、クラウドに保存されることはなく、メールで送信されるだけです。そのため履歴音声のアーカイブを含むメールを削除すると、アーカイブが永久に失われることになります。

音声セグメントをダウンロードするには、音声サービスバーのダウンロードアイコンをクリックする必要があります。

クリックすると、使い慣れた日時選択のダウンロード画面が表示されます。期間を定義し、[ダウンロード]をクリックして、そのコピーを自分のメールに送信します。セキュリティ上の理由から、ダウンロードボタンでは直接ファイルをダウンロードできません。

音声の消去

何らかの理由で録音音声を消去したり、機能を無効にしたりしたい場合は、SV25デバイスメニューから[ライブ]または[履歴]オプションを無効に設定できます。

その設定が保存されると、デバイスは利用可能な音声を削除します。その操作によってデバイスの音声データが削除されると警告するメッセージは、表示されません。

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