一部のアクセスコントロールでは、設置の際、ロックが火災警報コントロールパネル(FACP)に接続されている必要があります。ロックを接続することで、FACPは火災警報器の作動中に特定のドアのロックを解除したり、電源を落としたりすることができます。ロックが解除されるドアは、通常、非常出口、階段のドア、エレベーターのロビーのドア、および外部の出入り口などです。
注: 州、郡、市町村によって要件は異なります。場所によっては他よりも厳しい条件が設けられているところもあります。どのような要件を満たす必要があるかを確認するのは、設置者の責任です。
高度な統合では、FACPリレーはアクセスパワーコントローラのFACPトリガー入力に直接配線されます。さらに、緊急REXボタンを接続して電磁ロックを解除することも可能です。
FACPからアクセスパワーコントローラ/電源への配線図
よくある質問
火災警報器コントロールパネルはどのように機能しますか?
FACPは、火災を検出するとアラームを作動し、サイレンを鳴らして消防署に通報します。
さらに、予備リレー(または一連のリレー)をオフにするようにプログラムすることもできます。
このリレーは、アクセスパワーコントローラに直接配線されます。
その後、アクセスパワーコントローラ/電源は電力を落とすか、設定されたロックを解除します。
FACPはVerkada AC41に直接接続できますか?
いいえ。Verkada AC41には専用のFACP入力がありません。したがって、設置環境にFACPの統合が必要な場合、Verkada AC41を使用してロックに電力を供給することはできません。ドアコントローラは[None(なし)]に設定する必要があり、当社の電力供給構成(12VDCおよび24VDC)は使用できません。
当社の電力供給構成では、アクセスパワーコントローラ/電源を利用できないため、FACP入力をロックに統合する方法がありません。
アクセスパワーコントローラのFACPトリガー入力はどこにありますか?
FACPトリガー入力の位置は、使用しているアクセスパワーコントローラ/電源によって異なります。設置者は、正しい説明書を読み、適切な配線構成を理解する必要があります。例えば、Altronix AL600ULACM(よく使われるパワーコントローラ)の説明書には、FACPトリガー入力の位置と配線方法が表示されています。