問題の解決には、コアネットワークが問題の原因となっており、排除する必要がある場合があります。このガイドでは、職場にあるものを使用してテスト用の小規模なネットワークを作成する方法を説明します。
記事の内容
用意するもの | 必要数 |
モバイルホットスポット | 1 |
ノートパソコン | 1 |
PoEインジェクタ | 1 |
短いパッチケーブル | 4 |
Wireshark - パケットキャプチャソフトウェア | 1 |
初期セットアップ
コンピュータが接続できるようにモバイルホットスポットを設定します(このガイドでは説明されていません。使用するデバイスの取扱説明書を参照してください)。
コンピュータをホットスポットに接続します。
PoEインジェクタを接続し、パッチケーブルをINポートからコンピューターに接続します(現時点ではカメラは差し込みません)。
Appleデバイスのセットアップ
画面の左上にあるAppleアイコン()を選択します。
2. [システム設定]を選択します...
3. 検索バーに「共有」と入力し、[共有]を選択します。
4. [インターネット共有]の近くにある情報アイコンを選択します
5. モバイルホットスポットに接続されているインターフェースから、PoEインジェクタのINポートに接続されているインターフェースへ接続を共有する必要があります。例に示されている環境では、Wi-Fi経由でホットスポットに接続し、PoEインジェクタはMacのUSB-Cポートに接続されているUSBイーサネットアダプタに接続しています。この設定では、WiFiを接続経路としてUSB 10/100/1000 LANへ接続を共有することを選択しました(設定は環境によって異なる場合があります)。
6. インターフェースを選択したら、[インターネット共有]を切り替える必要があります。これにより、共有サービスの開始を促すメッセージが表示されます。この画面で[開始]を選択します。
7. [インターネット共有: オン]が表示されます。これで、パケットキャプチャを行う準備ができました。
Windowsデバイスのセットアップ ⊞
Windowsキー(⊞)を押すか、検索バーをクリックして、「コントロール」と入力し、[コントロール パネル]を選択します。
2. [ネットワークとインターネット]を選択します。
3. [ネットワークと共有センター]を選択します。
4. [アダプターの設定の変更]を選択します。
5. ホットスポットに接続されているインターフェースを見つけます。それを右クリックして、[プロパティ]を選択します。この例では、Wi-Fi経由でホットスポットに接続しています。
6. [共有]タブを選択し、 [ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する]のボックスにチェックを入れます。
7. 接続を共有するインターフェイスを選択します。ここでは、PoEインジェクタのINケーブルのポートを選んでください。この例では、Ethernetを選んでいます。インターフェースを選択したら[OK]をクリックすれば準備完了です。
パケットキャプチャ - Wireshark
Verkadaサポートがパケットキャプチャを取得するために採用しているツールはWiresharkです。Wiresharkは、オープンソースのパケットキャプチャ/分析プログラムです。これを使用して.pcapファイルを作成すると、ファイルをVerkadaサポートチームに送信できます。
Wiresharkをダウンロードしてインストールします。
Wiresharkを開き、PoEインジェクタが接続されているインターフェースを選択します。この例では、
USB 10/100/1000 LAN: en12
にPoEインジェクタのINケーブルが接続されています。これで、カメラに出入りするトラフィックをキャプチャして確認できるようになります。
3. 準備ができたら、サメのヒレ型のアイコンを選択します。パケットキャプチャ作業が開始されます。
4. カメラをPoEインジェクタのOUTポートに接続します。カメラの接続は、必ずパケットキャプチャが開始した後に行ってください。パケットが流れる様子が表示されます(カメラが起動プロセスを実行する必要があるため、これには少し時間がかかる場合があります)。
5. 5分間待つか、またはカメラのステータスLEDライトが青色に点灯したら、赤い四角形の停止ボタンを選択します。
6. ファイルを保存して、Verkadaサポートに送信してください。
注: カメラがコアネットワークに接続していないにもかかわらず、モバイルセットアップを使用してCommandに正常に接続できる場合は、問題がコアネットワークのどこかにあることを示しています。