アクセスコントロールのサブサイト
Verkadaは、効率的なサイト管理がお客様にとって重要であることを理解しています。アクセスコントロール製品ラインに入れ子にされたサイト(サブサイト)を作ることで、アクセスやVerkadaの他の製品ライン全体を柔軟に使用できるようになりました。この機能強化により、すべてのVerkada製品で同様に入れ子にされたサイト構造を使用できるようになり、より効率を上げ、また大規模導入ができるようになります。
アクセスコントロールのサブサイトの仕組み
入れ子にされたサイトが、Verkada Commandのアクセスコントロール領域に表示されるようになりました。
Commandユーザーが(トップレベルまたは入れ子にされた)サイトのアクセスサイト管理者である場合、そのサイトの下に入れ子にされているすべてのサブサイトのアクセスサイト管理者になります。
アクセスコントロールデバイスは特定の(トップレベルまたは入れ子にされた)サイトに配置され、そのサイトのみの範囲に適用されます。
アクセスコントローラ上のすべてのドアはアクセスコントローラと同じサイトに属します。
アクセスレベルとロックダウンは、1つのサイトに限定され、子サブサイトや親サイトには適用されません。
アクセスレベルとロックダウンを複製する
さらに簡単に設定できるように、Verkadaはアクセスレベルとロックダウンの複製機能を導入しました。複製機能を使用すると、既存のアクセスレベルとロックダウンを簡単に複製し、サブサイトを含む他のサイトに配置できます。
複製できるのは以下の項目です。
アクセスレベルとロックダウンの設定
アクセスレベルとロックダウンの設定、ルール、パラメータ
注: アクセスレベルでコントロールされ、ロックダウンでロックされるドアは複製できません。このルールにより、適切なドアの関連付けが確実に維持され、複製中の予期せぬ問題が回避されます。
移行時の注意事項
サブサイト設定以前のサイト構造をご利用のお客様が、新しくサブサイトを設定したサイト構造への移行を希望される場合には、移行に際して、次の点にご注意ください。
アクセルコントロールユニット(ACU)を別のサイトに移動する場合、ACU上のすべてのドアのアクセスレベルの関連付けが失われます。
元のサイトでのすべてのロックダウンからドアが削除されます。
上記の点は、以下を行うことで解決できます。
ドアを追加できるように、アクセスレベルはすべてのドアコントローラ設置後すぐにコピーしてください。そうすることで、ドアの稼働停止時間を短縮し、ドアへのアクセス権を適した人物にすぐ付与できるようになります。
ロックダウンを行う予定のドアがあるすべてのサイトで、ロックダウンの複製を必ず行ってください。