混雑傾向

このガイドでは、Verkadaカメラで混雑傾向機能を有効にする方法について説明します。

一週間前以上前にアップデートされました

混雑傾向機能を使うと、施設内の重要な場所に出入りする人数の推定値を出すことができます。これらの推定値は、人員配置の最適化、営業時間の調整、マーケティングおよび販売促進活動の把握に関する

貴重なインサイトを提供します。

混雑傾向機能は現在、CB52、CB62、CM42、CD32、CD42、CD52、CD62のデバイスで利用できます。

注: 混雑傾向機能を利用するには、人物分析機能も有効にする必要があります。人物分析機能を有効にする手順については、こちらのガイドの手順に従ってください。

混雑傾向用のカメラを設置する

混雑傾向を有効にするカメラを設置する際に、最良の結果を得るために考慮すべき点を以下に挙げます。

  1. 一方向の通路を選択します。

    1. 混雑傾向用カメラの設置場所は、ドアや廊下などが最適です。

  2. デジタルラインから2.4 m〜3.7 m(8~12フィート)離れた場所にカメラを設置します。

  3. デジタルラインの位置から垂直方向に40°~60°内にカメラを配置します。

  4. カメラとラインの間に遮るものがないようにします。

  5. ラインの両側に良好な照明と視認性を確保します。

    1. ユーザーは少なくとも1秒間、ラインの両側に映る必要があります。

混雑傾向機能を有効にする

混雑傾向機能を有効にするには、まずカメラの[設定]ページにアクセスします。そこから、[Analytics(分析)]セクションに移動し、以下のスクリーンショットで示されているように、[混雑傾向]スイッチをオンに切り替えます。


この機能を有効にした後に、カメラのメインページに戻り、カメラのライブフィードの下に表示される[Analytics(分析)]タブを選択します。そこにアクセスすると、以下のスクリーンショットのように、 [+ Add lines(+ラインを追加)]ボタンが表示されます。

白い背景に絵文字のような線が描かれたスクリーンショット。画面下には、[+ラインを追加]と書かれた黒いボタン。

そのボタンを選択すると、以下のスクリーンショットに示したウィザードが表示されます。ここで、カメラビューをクリックしてドラッグし、画面に線を描くことができます。複数の線を描画できますが、線のデータはすべて集約されます。

矢印の近くに表示されるドロップダウンのいずれかをクリックして、その方向に横断する人のカウント方法を変更することもできます。[無視]オプションを選択すると、この方向を横切る人数は混雑傾向機能によってカウントされなくなります。

上記の混雑傾向機能のドロップダウンメニューをハイライトしている画面の、拡大スクリーンショット。

カメラビューのラインを設定した後、ラインウィザードの右下隅に表示される[保存]ボタンを選択します。

混雑傾向の推定値を確認する

混雑傾向を有効にしてラインを設定した後、前述したようにデバイスの[Analytics(分析)]タブに戻ると結果を閲覧できます。ここでは、選択した期間中のすべての推定入場数と退場数が表示され、個々のバーの上にマウスを置くと、その期間のカウント数が表示されます。

Verkada Command内の混雑傾向のインターフェース画面のスクリーンショット。グレーのフィルターバーが画面の上部にあり、その下にはユーザーがいつ出入りしたかを示す水色のバーが複数表示されている。

一番左の期間フィルタを選択すると、混雑傾向グラフの対象となる期間の範囲を最大365日まで増やすことができます。

過去24時間、先週、過去30日間、過去180日間、過去365日間のオプションを表示するドロップダウンメニューで、過去24時間が選択されている。

右端のフィルターを選択すると、グラフの各列で表示される期間を選択できます。

15分と1時間のオプションを表示するドロップダウンメニューで、15分が選択されている。

混雑傾向の結果をエクスポートする

混雑傾向の結果は、.csvファイル形式で出力できます。これを行うには、上記の説明に従って[Analytics(分析)]タブに移動し、以下のスクリーンショットでハイライトされている[Dダウンロード]ボタンを選択します。ボタンを選択すると、ブラウザが混雑傾向の結果のダウンロードを自動的に開始します。


詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。

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